世界が色を変えた。

しばらくして君に "気になる人"ができたことを知った｡それと同時に､私以外にも君をすきな子がいるってことに気づいた｡メールの返信も前に比べて遅い気がした｡焦った私は夏休みに入る少し前､みんなが帰った教室に一人残って､君に電話した｡窓際の前から３番目の席に座って､ "君がすき"って伝えた｡緊張で声が震えた｡

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