【生死ノ逡巡】

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──それから1年後…… 私は最上級生の6年生となる。 1年前に決意した『自立する』と言う目標を志していた。 その所為か、ここ最近自分を標的にするいじめが、ピッタリ無くなったのだ。 これは全て麻奈美のお陰だ。 麻奈美とは違うクラスになったけど…… 離れていても心は一緒。 そんな事を思っていると、早速麻奈美が向こうに見えた。 『おはよー♪』 『あ……おはよう……』 そう挨拶する麻奈美は何かとぎこちなかった。
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