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今まで俺達は2人を除け者にしてきた。
自分達が死ぬのが怖かったから……
今、その偏見を思い出すと、とても情けなく感じる。
「ごめんな……」
俺達の為に死にに行くのに、涼しい顔で傍観している訳にはいかない。
俺は誠心誠意謝った。
「お前、俺から1つ頼みがあるんだ……聞いてくれるか？」
「いいけど……それは？」
すると吉田は目を閉じ回想をし始めた。
「これ以上、無駄な犠牲者を増やさないで欲しい」
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