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「俺は…………」
まだ一輝は考えていなかった。小学校から続けていたテニスをしようと思っていただけである。
「テニス部?」
「多分……」
思っていたことを口にだす。
すると、
「一回、卓球部見に行こうぜ!!」
石田が突然言った。
「どうしたんだ急に?」
「俺、去年の世界卓球みてさ、部活は卓球!!って決めてたんだよ。卓球ってスゲー速いし、迫力があるスポーツなんだぜ!」
「へー」
一回くらいならと、一輝は翌日部活見学に行くことにした。
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