☆きらきらと輝くもの☆

4/4
前へ
/4ページ
次へ
☆第三夜☆ 沙羅は嬉しそうに土を撫でるように触っていた。 僕のような人間が沙羅のような女性に出会い、一緒にいられるのが、不思議でならない。 沙羅は僕を「愛している」と言う。僕にそんなことを言ってくれる。 僕がぎゅっと抱きしめると、嬉しそうにきらきらした目をして見上げてくれる。 愛しいと思ってくれているのが解るその視線に、僕は何時も涙してしまう。 「一輝。また泣いてる(笑)♪可愛い♪」 「可愛いのか?」 「うん♪」 笑いながら僕をぎゅっと抱きしめた。 目の前に、隣に、僕の腕の中に、沙羅がいる事実全てが愛しい。 こんな優しくて温かい時間を過ごせるなんて、泣いてしまうのは、仕方がないさ。 ☆今日はここまで。お休みなさい☆
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加