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カタン、と音がして、現れた人物は……
なんとあの「佐久間君」だった。
「え………!?ここ…………え!?」
キョロキョロと佐久間君の顔と、部屋を見渡して気が動転しているあたしに、佐久間君はニッコリ笑った。
その眸がとても優しくて、眩しくて、あたしは自分の頬が赤くなるのを感じた。
その様子を見て、始めて佐久間君が口を開いた。
「服。」
「え??服??」
あたしは何が何だか分からなくて、聞き返した。
「汚れたから今洗濯している。」
(・・・・はい?)
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