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「なっ何よ!!!せっかく謝っているんだから、笑わないでよ!」
ムッとしたようにあたしが言うと、
「…っゴメン。」
クククと、笑いを堪えてあたしに笑顔で答えた。
よっぽど本人の中でウケたらしい。
居酒屋にいた時とはまったく違う表情。
ドキ!
とてつもなく眩しい笑顔、優しい目。
第一印象では想像もしなかった彼のその表情とギャップに、あたしは胸が高鳴るのを抑えきれなかった。
体中の血液が沸騰する。
鳥肌が立つ。
鼓動が速くなる。
佐久間君の笑顔を見たその瞬間、あたしは見事に恋におちてしまった。
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