ディソる毎日

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まったく、このゲームは集大成だよなぁ…このグラフィックといい、機能性といい…。 自称ゲーム大好き人間の俺が他のゲームをほっぽりだして夢中になるなど考えてみたこともない…。 それもこれもライト様々だぜ…って、本人きやがったな? 「…おはよ…」 眠そうな声だしやがって…やっぱり朝までディソって… 「やっぱり一夜漬けは辛いなぁテスト…」  な…んだ…と 「な…んだ…と」 もはや心で思うのと言葉に出すのを区切るのも忘れてしまった。 「おめ…今日数学テストだぞ?しかも白石のだ…まさか忘れてたのか?」 「忘れるわけ無いじゃないか!!ハハハ」 忘れてた 忘れてた 忘れてた 忘れてた アッーーーーーーー 「バレバレだな…」 呆れた顔でライトが肩を落とした。 「何をいうかぁーHAHAHA」 「まぁどうでもいいがな」 つめてぇ…つめてぇぞ…こっちは内心いっぱいいっぱいなのにぃ!!! 「そうだライト一つ相談が…」 「ん?なんだ?」 反応が冷たくてもライトは俺の親友… 優しくて女神で天使なんだ!! 流石彼女にしたい男NO1は伊達じゃない。 「今日の白石の『やだ』数学テス『ダメ』トなんだ『断る』けど『いっぺん死ね』……なんでもない」 別に泣いてないんだかな!!コレは心の汗なんだ!! チックショ~!! 鬼!!悪魔!!腹黒い魔神~!!!!
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