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ウィンダスの領事館に報告をすると領事館の女性はすぐに国にもどり報告するようにと私に伝えた。
「ちぇっ…ちょっと観光したかったのになぁ…」
そう。このウィンダスは3国中一番自然豊かで綺麗な町。
私は残念そうに呟いた。
「まぁまぁι報告が終わったら僕がまた案内するよ♪ここは僕の故郷だからさ♪」
きらゆらが苦笑する。
「おおっ♪いいにゃあ♪私も一緒に案内するにゃん♪」
と同じくウィンダス出身のりんちゃんがぱたぱたと尻尾を振る。
「サンドリアへお越しの際は自分に声を掛けてくださいね。」
カムイもニッコリと微笑む。
私はどうやらこのミッションでミッションの成果以上に大切なものを手にいれたようだ。
「さぁ。急いでるんでしょ?僕にまかせてっ♪」
そういうときらゆらはモグハウスに駆け込んだ後黒いとんがり帽子に着替えて出て来た。
「これ、僕の一番好きなジョブ♪黒魔道士♪」
チラッとのぞくとレベルはゆうに限界を突破していた。
「ってあれ?確かさっきのナイトさんも限界を突破…」
「まぁまぁ!!深くきにしな~い♪」
「世に言う廃人って奴だにゃ」
「【サイレス】♪」
「...... ( ̄× ̄;)!!」
「それじゃ行くよっ♪バストゥークまで!!【デジョン2】」
きらゆらの黒いワープの光に包まれると私は一人バストゥークのホームポイントに立っていた。
「また…会えるかな。」
私はそう呟くと報告の為大工房へと向かったのだった。
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