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そのあと紆余曲折ありまして国に着いたのは太陽が西に沈んだあとでした。てかねてかね聞いてよ。アイツラさっさと馬で帰っちゃったわけよ。俺をほっといてさ!
しかも『逃げたら……わかってるよね?』って分かりませんwww正直引き返しましたwww
そしたらさ、なんか電撃が走った訳よ。全身に。しかも多分致死量レベルの電撃が。雷に打たれたかと思ったね。そりゃあもうジューシーな匂いが漂ってたさ。
俺から。
んで、しばらく痺れビレビレしてたら今度は火の玉が落ちて来たの。まぁ燃えるよね。当たり前に爆発するよね。
ねぇなんで?
なんでトドメ刺したの?
ねぇなんで?
まあ不死身の俺だから大丈夫なんだけどね。仕方ないから歩き出した訳よ。やっぱり不死身でも痛いのは痛い。したらまた火の玉降ってきた。
なんでなん?
俺にげてないやん?
トラップなん? 即死トラップなん?
火の玉を回避しつつ、俺は腹筋と下半身を痛めつけながら王国へ走った。全力で体をイジメ抜く。そうして俺と火の玉の鬼ごっこが幕を開けた。
そして俺は鬼ごっこに勝ち。夜になって到着したって訳サ(キラーン。火の玉? もちろん焼かれたよ? 焼かれたけど逃げ切れたから俺の勝ち。
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