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「さて、自己紹介も済んだところで本題に入るかの。お前達に集まってもらったのはあるミッションを行ってもらうためじゃ。とても重要なミッションじゃからな、しっかりと聞いておくんじゃぞ。」
いつも穏やかなじいやの表情が真剣な眼差しに変わり、辺りは緊迫感に包まれた。
「今回のミッションは政府からの依頼で、ある集団に奪われた兵器を取り返してほしいというものじゃ。何度かお前達も政府からの依頼は受けたじゃろう。しかし、今回は厄介な依頼でな。いつもよりも難しいミッションになるじゃろう…。そこで3人には協力してこのミッションを行ってもらおうと思ってな。だから3人に集まってもらったのじゃよ。」
「ちょっと待てよ!何でそのミッションをやるのが俺達なんだ?大体初めて会ったばかりの奴らと重要なミッションなんて出来るわけねぇだろ!?」
「確かに…。なぜ僕らなんですか?重要なミッションだというのなら尚更です。もっと技量のある人もいるはずなのでは?それに2人を見たところまだ怪盗になってから少ししかたっていないように思えますが…。」
「…私も、今までどちらかと言えば1人でミッションをこなしてきたからいきなり協力しろって言われても困るわ…。」
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