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もちろん、父さんたちは大反対。特にジル兄さんは自分の経営する学園に入れるつもりだったらしく、訊く耳すら持たない。
それに加え、長男のヒュー兄さんも僕に考えを改めるよう説得してくる始末。いや、そんな生易しいものじゃない。
父さんよりもジル兄さんよりも一番過保護なヒュー兄さんを説得させるのが大変で……僕の猛抗議は朝方まで続いた。
最終的に父さんたちが折れる形となったが、それでも些か納得にはまだ至っていないようだ。顔を見れば渋々といった表情が簡単に読み取れる…
学園に行く理由はもちろん、勉学に励むため… そう納得させたが、実は真意は別にあり…
一刻も早く父と兄に子離れしてほしいという切実な思いがあった。だが、ここで一つ問題があった。
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