-2-(入学間近、嵐の予感)

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「――‥ そして、私を“献上“という形で差し出すつもりだった… そうだろう? その友人とやらを随分ご贔屓にしているようだな… 」 く…っ! 「くくくっ!だったら、どうする?そうだ!私が恐れる必要はない!!!私にはあの方がついているっっ!! それに私を殺せば、お前は捕まる!お前は私を殺せやしない!」 狂ったように高笑いするスクワットにソロモン王もといクリフェイドは、ふと眉毛を吊り上げた 「…そう思うか?」 クリフェイドが床を蹴ろうとしたその刹那――‥ 「………ねぇ、なにしてんの?」 黒いローブに身を包んだ彼は言った 「!」 「………」            ・ それが、クリフェイドと彼の出会いだった…。 .
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