😱金縛り

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    必死に叫んでみるも、声は出なかった。 ただ、私の心なのか、脳内なのか、自身の叫ぶ声が響いていた。 この時、何故か目だけは動かせた。 何も出来ずに横になっているだけの私。 混乱からは直ぐに脱出した。 そこで、私は気づいてしまった。 何者かの気配を――― 見なければ良かったものの、気になって見てしまった。 私のお腹の隣に、私よりも幼い、女の子の生首があった。 黒髪で、大きな目をしていた。 その子は、瞬きもせず私を見ていた。 目が合った瞬間に混乱した。 何が何だか分からず、泣き叫んだ。 自身の中に響く、叫び声。 すると、今まで全く動かせなかった体が動いた。 勢いよく起き上がると、女が寝ている部屋へ走った。 そして、女を起こし、先程の事を泣きながら話した。 女は分かってくれたのか、その日は一緒に寝ることを許してくれた。 抱きつくことは許されなかったが。
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