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女の子「…………え?……
何で…人間になってるの……
私はイャンクックだったんだよ!何で!?」
女の子は意味が分からなすぎてリュウに質問攻めをする。
リュウ「いや、俺に言われても…
てか、本当に君はイャンクックだったの?」
女の子「そうなの!お前にボロボロにやられたイャンクックなの!」
正直、本当に意味が分からない。
聞き返した所で、この女の子は「自分はイャンクックだ」の言うし
何も信じられない。
気が付けば俺は、頭を抱え溜め息を漏らしていた。
女の子「ねぇ、私どうしたらいいの?………グス」
終いには女の子は泣き出す。
もう手が付けられないでいた。
リュウ「………泣くなよ
とにかく、人間になった理由が分からないから一緒に村に行こう」
村に行く…この発想は、深く考えての思い付きだった。
しかし…
女の子「村………!?
嫌だ!人間が住む村なんかに行きたくない!
行ったら酷い目に合う!」
リュウの提案をきいて、女の子は更に怯えだした。
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