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燐音Side―…
気がつくと見たことのない森にいた
図書館に居たはずなのに!!?
「ここ、どこだよ?」
こんな不気味な森に入った覚えない
考えを巡らせていると前方の草むらからガサガサと音がした
僕は背中に嫌な汗が流れるのを感じながら草むらを凝視した
魔物「グギャアッ」
何だ!?何だよ!?
人の形すらしていない怪物が出てきた
夢だ…テレビの見すぎで悪い夢を見ているんだ!!…夢なら早く覚めてくれ!!
僕は恐怖のあまり後ろへ後ずさる
二、三歩下がると前方と同じような怪物の奇声が聞こえた
魔物「ア゛ア゛ー」
左右からも続けざまに聞こえ始めた
もしかしなくても囲まれてしまった…
もう駄目だッ…
腰が抜けて歩けなくなった…
情けなくその場に座り込む事になってしまった
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