40人が本棚に入れています
本棚に追加
燐音Side―…
僕はウィルさんに呼ばれザフィロードさんのところへ来た
第一印象は何か気持ち悪い
外見とかではなくてオーラ…ザフィロードさんを取り巻くオーラが僕の首を締め付けているかのようだった
ザフィ「可愛いね…ククク…緊張しているなんて」
「は、はぁ…」
ザフィロードは燐音へ歩み寄り燐音へ手を伸ばすがウィルが遮った
ウィル「ザフィロード…」
ザフィ「何か?問題でもあるの?」
ウィル「例え天神といえど許さない…」
ザフィロードは細く笑んだ
ザフィ「ククク…珍しいことだな…君のお気に入りか?」
ウィル「そういうことにしておいてやろう」
ザフィ「しかし、力が微塵も感じられないな」
ウィル「俺にも貴様にも関係の無いことだ」
ザフィ「そうはいかないよ…力に目覚めてしまったのなら―…わかるよね?」
「ッ…」
心臓を鷲掴みにされたかのようで胸が苦しい
ウィル「俺がさせると思っているのか?」
ウィルは燐音の目を左手で軽く塞いで自分の隣へ来させた
ザフィ「残念…君なら僕と新世界を統べる事ができそうなのに」
とおどけたように笑う
最初のコメントを投稿しよう!