始まりの予感

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燐音Side―… 僕はウィルさんに呼ばれザフィロードさんのところへ来た 第一印象は何か気持ち悪い 外見とかではなくてオーラ…ザフィロードさんを取り巻くオーラが僕の首を締め付けているかのようだった ザフィ「可愛いね…ククク…緊張しているなんて」 「は、はぁ…」 ザフィロードは燐音へ歩み寄り燐音へ手を伸ばすがウィルが遮った ウィル「ザフィロード…」 ザフィ「何か?問題でもあるの?」 ウィル「例え天神といえど許さない…」 ザフィロードは細く笑んだ ザフィ「ククク…珍しいことだな…君のお気に入りか?」 ウィル「そういうことにしておいてやろう」 ザフィ「しかし、力が微塵も感じられないな」 ウィル「俺にも貴様にも関係の無いことだ」 ザフィ「そうはいかないよ…力に目覚めてしまったのなら―…わかるよね?」 「ッ…」 心臓を鷲掴みにされたかのようで胸が苦しい ウィル「俺がさせると思っているのか?」 ウィルは燐音の目を左手で軽く塞いで自分の隣へ来させた ザフィ「残念…君なら僕と新世界を統べる事ができそうなのに」 とおどけたように笑う  
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