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「いきなり呼び出してごめんね、びっくりしたよね」 「うん。望月君と話すのこれが初めてだよね」 すると望月君は少し寂しそうな顔をした。 「そうだね、種村さんは覚えてないかもしれないね。  大事な話があるんだ、聞いてほしい」 「うん、聞くよ」 望月君は深呼吸をしてなんだか緊張しているみたい。 望月君が私に聞いてほしい事ってなんだろう。 そんな事を考えていると望月君が口を開いた。 「好きだ、俺と付き合ってください」 その言葉は春風に乗って私の耳へとしっかりと届いた。
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