その日、男はおにゃの子になった・・・

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じゃあ、あれはいったい何なんだろう? 俺「ところで、宙、その鍋の中にある液体はなに?」 宙「これは、空お義兄ちゃんのために作ったんだよ」 空(クウ)「・・・?俺のため・・?」 俺、何かしたのだろうか?何か死刑になるような、酷いことを宙にしたのか? しばらく考えてみたけど全然心当たりがない。 宙は不思議そうにこっちを見ている。 空「ええと・・宙、それはいったい何なの?」 宙「ふふん、それは飲んでみてからのお楽しみだよ♪」 そう言って宙は液体を注いだコップを手渡してきた。 宙「はいっ どうぞ♪」 臭いだけならジュースと思うこともできるかもしれないが、それは罠だろう。 空「そっそれより!ご飯にしよう!俺お腹ペコペコなんだよ!」 宙「その前に、このくすr・・ジュースを飲んで!」 空「・・・今、薬って言わなかった・・・!?」 宙「やっやだなあ。そっソンナコトイッテナイヨー」 宙は明後日の方向を見ながら答えた。 空「・・・」ジー 宙「・・・」ダラダラ 空「とにかく!俺は絶対にその、アヤシイ薬を飲まないからな!」 俺は声高らかに宣言した! 宙「そっそんなこと言わずに~!大丈夫だよ!害はないし、むしろ、いいことがあるよ!」 空(無視、無視、さっさとカレー食べよっと) 空はカレーを食べはじめた 宙(くっこのままでは、せっかく調合した薬の効果が薄くなってしまう!鮮度が命なのに!こうなったら最後の手段!) 宙「ハア、しょうがない今回はあきらめるよ」 空「あたりまえだ、俺はまだ死にたくない。寿命が来る時まで人生をまっとうする。」 宙「もう、わかったよ。あっそういえば、お義兄ちゃんに荷物が届いてたよ。」 空「えっほんと?」 宙「うん、お義兄ちゃんの部屋に置いてあるよ。」 空「うん、わかった。ちょっと見て来るよ。」 トトトトッ 空は2階へ上がって行った 宙「うん、行ってらっしゃい」(ニヤリ)
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