183人が本棚に入れています
本棚に追加
/140ページ
空「・・・」
宙「かぁわいいぃぃ♪」
空(ええと・・?ちょっと整理しよう)
空(まあ、原因は確実に昨日の薬だよな?それで、今俺は体が縮んだのか?でも、なんか自分で言うのはアレだと思うけど゛美少年“だなあ)
空「ねえ宙、俺の体が縮んだのは、あの薬が原因だよね?」
宙「うん!でも、まさかこんな副作用があるなんて思わなかったよ。」
空「副作用?あの薬は体が縮む薬じゃないの?」
宙「?何言っているの?お義兄ちゃん、鏡見たんだよね?」
空「だから今、俺は体が縮んでいるんでしょ?早く元に戻してよね」
宙(もしかして、自分が女の子になってることに気がついてないのかな?そうだ!)
空「・・?何?宙、なんか目が怖いよ?手の動きも怪しいよ?」
宙は手をわきわきさせながら、空に近づいている。
空は身の危険を感じ、後ずさる。
宙「そりゃああぁぁぁ!!!」
宙は突然、空に飛び掛かり、ぶかぶかのズボンとトランクスをずりおろした。
空「!?」
空は即座にしゃがみ込み、隠した。
空「おっ!おまっ!何考えてるんだよ!この変態!変なことしてないでさっさと、も・と・・に・・・?」
そして、空は気づいてしまった。大切なものを失ってしまったことに・・・
空「・・ない・・・?
えっ?なんで?どこに 行ったの??」
空はパニックになってパジャマも下着も抜いで、自分の体をペタペタ触っている。大切なものを探しているのだ・・・
その光景を宙は、愛しいものを見るように、とても幸せそうに見ていた。
鼻から赤い液体を垂らしながら・・・
最初のコメントを投稿しよう!