すべての始まり

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時次「は?」 時次からマヌケな声が出る 担任「自分で行きたいと行ったんじゃないんですか?」 時次「えっと……言いたいことと聞きたいことがあるんですが、いいですか?」 担任「ええ、いいですよ」 時次「……」 時次は少し間をおいてから 時次「俺はまだ高校を決めてないです」 担任「ふむ……」 時次「それに魔法学校って何ですか?」 担任「月宮さん」 時次「はい?」 担任「一つ聞きますが、本当に母親から何も聞いてないですか?」 時次「本当に何も聞いてないです」 担任「あの人は相変わらずですね~」 時次「? 先生は母さんのこと知ってるんですか?」 担任「あなたのお母さんは高校の時、私の先輩でね。とてもお世話になりましたよ」 時次「あの人にですか!?」 担任「その反応では昔から変わ ってないようですね」 担任は笑いながら言う 担任「おっと少し話が逸れてしまいましたね」 時次「あ、自分でも忘れてました」 担任「魔法学校についてでしたよね?」 時次「そうです」 担任「魔法学校は名前通り魔法を学ぶところです」 時次「魔法を学ぶって……科学が普通と思っている現代に必要あるんですか?」
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