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担任「……月宮さんは何か勘違いしてませんか?」
時次「へ?」
担任「確かに授業やニュースでは現代は科学がものを言うみたいなことを言っていますが、それだけが全てではありません。
世界の一部地域ではまだ魔法を使っている所もあります。この国だって使われている場所があります」
時次「今の話を聞いて、一つ聞いていいですか?」
担任「はい、どうぞ」
時次「その……魔法を使っている所があるとかを知っている人は、この世にどれくらいいるんですか?」
担任「その地域出身の人か魔法学校に行っていた人ぐらいです」
時次「それを他言してもいいんですか?」
担任「ダメですよ」
時次「じゃあ何でまだ行くとも決まってない俺の質問に答えを?」
担任「これは私の予想ですが、多分あなたのお母さんは入学手続きまで済ましてると思うんですよ」
時次「は!?」
担任「あくまで予想ですよ?」
時次「仮にその予想が当たったとしたら、母さんにどんな権力があるんですか!?」
担任「なるほど、入学手続きが済んでる方に驚いてたんですね」
時次はコクンと頷く
担任「ヴワル魔法学校には主席推薦って言う制度があるんですよ」
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