250人が本棚に入れています
本棚に追加
「ま、その理由がなくとも、あーちゃんのあの愛らしさを前にすると、どんな男もシスコンに成らざるを得ないというか…」
明らかに慌てている宇田君は、動揺してるのか、目が泳いでいた
ばちっ
あ、目があった…
たまたま出口の近くにいた私と目が合うと、宇田君はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた
「おい、和真 清水がお前と一緒に帰りたさそうにこっち見てるぞ」
「な…っ!?」
「今日橘が高田に呼び出されていないからなー 一緒に帰ってあげれば?」
ニヤニヤしながらそう言う宇田君 驚いたように椎名君がこっちを向いた
最初のコメントを投稿しよう!