第一話~ピンクウサギができるまで(キラリ編)

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翌日…1999年4月6日… 今日はいよいよKGSでの初授業の日… キラリは今、御堂筋線難波駅のトイレにいる。 用を足し終わり手を洗うキラリ。 顔には勿論ピンクウサギ覆面が装着されている。 鏡でその顔を見ながら、 (キラリ) 「よしっ!今日から頑張るぞっ!」 気合いを入れるキラリ。 その時、 「わぁぁぁぁ!」 隣の手洗い場の男がキラリを見て叫んだ。 見た感じずんぐりむっくりした19~20歳くらいの若い男だ。 「きっ💦昨日の入学式のピンクウサギ💦」 (キラリ) 「昨日の入学式…あぁ…君、KGS生!」 辛い事もあるだろう… とてつもなく高い壁を前に途方にくれてしまう事もあるだろう… でも…キラリは歩き続ける… 自分が信じて歩き始めたお笑い芸人とゆう…この道を… 番外編、第一話…ピンクウサギができるまで(キラリ編) 《完》
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