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それから数日がたった ある日の放課後――
部活終わりの帰り道
スポーツタオルを首にかけ、まだ熱をもった身体のまま家を目指す
時計の針は7時をまわっていたが
太陽は沈んでおらず、辺りは比較的に明るかった。
そこで彼女を見付けた。
それも見知らぬ2人の男と一緒に。
その子が嫌がっている様子が見てとれる。
「今日パチスロで馬鹿勝ちしたから、俺ら超リッチなんだよね」
「叙々苑行こうよ」
手をとられまいと抵抗する乙葉を見た途端
僕は身体が勝手に動いていた。
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