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「おい……! 」
僕は乙葉と男達の間に割って入る
「兄ちゃん……何? 」
長身の男は、眉をひそめ僕を睨みつける。
「……そのこは俺の彼女です」
瞬間、男の拳が僕の頬をとらえ、僕は地面に倒れこんだ。
ジンジンと痛む頬を抑えながら、僕もその男達を睨み返す。
「彼女には手を出すな……」
直後、男の手が微かに動いたかと思うと
僕は地面に伏し、薄れ行く意識の中で彼女が駆け寄って来るのを最後に目の前は真っ暗になった。
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