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鳳炎「ん?どうかしました?」
永琳「あぁ、貴方の言う違和感について考えてたのよ
具体的にどんな違和感なのか聞かせてもらえるかしら?」
鳳炎「え?えぇっと…
ここに来るまでに、頭に何かの知識が流れ込んでくるような感じがして、それが無くなったら次は体が少し軽くなったような感じがしたんですよ」
永琳「……………」
それを聞いた瞬間、永琳は鳳炎の顔をジッと見始めた
鳳炎「…なぁ鈴仙?
俺なんか変な事言ったかな?」
鈴仙の耳元で鈴仙にだけ聞こえるように呟く
鈴仙「心当たりはない…かな?」
永琳「ねぇ鳳炎君?
これが何かわかるかしら?」
何か思いついたのか、近くにあった薬品の入った透明の瓶を鳳炎に見せる
鈴仙「師匠…さすがに医学に詳しくない人に聞いても分からないと思いますよ?」
永琳「まぁいいから、鳳炎君?わかる?」
鳳炎「えぇっと…メプチンエアじゃないですか?」
永琳・鈴仙「!?」
鳳炎が薬品名を言った瞬間、それを聞いた2人の顔は驚きの表情に染まった
鳳炎「えぇっと…違いました?」
沈黙に耐えきれずに恐る恐る尋ねる
永琳「い…いいえ、あってるわ
でもよく見ただけで判別出来たわね?」
鳳炎「いえ、なぜかメプチンエアじゃないかなって思ったんで…
まさか正解とは思わなかったですが」
永琳「(もしかしてこの子の能力って…)
うどんげ、今からちょっと鳳炎君と出かけて来なさい」
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