永久の音色

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???「えぇっと…いくつか言わせてもらっていいかしら?」 鳳炎の反応が意外だったのか、女性は少しの間唖然としていた そして何か言いかけた事を思い出すと、どこからか扇子を取り出して話しかけた 鳳炎「まぁ…いいですよ なんですか?泥棒さん」 動じないまま、鳳炎も話を進めていく ???「泥棒さん… まずは自己紹介からね…私は八雲 紫 こことは違う世界の住人よ♪」 女性、八雲 紫はそう言いながら扇子を使って自分を指し示す 鳳炎「…俺は漣 鳳炎 ただの大学生です」 紫の異世界の住人発言を華麗に聞き流し、鳳炎も普通に自己紹介をする 紫「…リアクションが薄いわね… もう少し驚いてもいいんじゃないかしら?」 鳳炎「そうは言っても…俺からすれば関係ないことですし…」 紫「いやいや…異世界の住人なのよ? もう少し驚いたりするものじゃない?」 鳳炎「だって実際どうでもいいし… なんですか?今から俺をその異世界とやらに連れていくとでも言うんですか?」 紫「まぁ…貴方が望むならそうしてあげてもいいわよ? 行くか行かないかは貴方が決めなさい」 鳳炎「…俺は」
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