駄菓子屋と蛇
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或る暑い日に、家からひので屋に向かう途中の畦道で、田んぼの水が凄く涼しそうに見えて、 (蛇だって暑いだろうから、この水に入れて泳がせてやったら喜ぶだろうな。) そんな事を考えてシャツの中からヤマカガシを出して、田んぼに入れてやった。すると、それ迄おとなしかったヤマカガシが、凄い勢いで泳いで逃げようとしたのである。
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