朝の匂い
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私が今迄の人生を他人から観れば冗談のようにいい加減に生きて来たので、ほおずきという名前も冗談で付けようとしていると母は思っているのである。 「冗談じゃねえよ!優しそうでいい名前じゃねえか!その辺にある名前が駄目だってんなら桜とか梅子って名前の人はどうすんだよ!俺は迷ったんだよ!ほおずきにしようか、くらげにしようかって!」 こういう事を言ってしまうから、私は人から信用されないのである。
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