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いくら願っても、朝はまた訪れる。
私は悲しみの中で目醒める。
瞳にいっぱいの涙を浮かべる。
そして、幾筋もの涙が頬を伝う。
どうして…
もう、何度この言葉を呟いただろう。
どうして、夢から醒めなければならない?
どうして、永遠の眠りにつかせてくれない?
どうして、あやたに逢えない?
どうして、あなたの離ればなれにならなければならない?
どうして、あなたは私から離れていく?
どうして…どうして…どうして…
行き場のない想いを抱きながら、また一日が始まる。
あなたに逢えますように…
この想いだけが私の生きるチカラとなる。
きっと、今日は逢える…
この想いを信じて生きていく。
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