“悪”との出会い

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かつて恐王に支配されていた大陸のとある村に、一人の少年がいる。 名は、ナーヴ・クラスト。 この16歳のナーヴは、学校の授業にある剣術が、クラスメートと比べるのが可哀想なほど苦手なのである。 しかし、苦手だからと言って、腐ることはなく、今も一人家の庭で、剣の稽古をしている。 太刀筋は弱々しく、腰もへっぴり腰であるが。
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