ー梓ー
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苦しんでいたら耳から声が聞こえた 『苦しいだろう?』 『血が欲しいだろう?』 『なら』 『直樹を連れてこい』 その声を聞いた瞬間、俺の体は飛び上がり 嫌がる直樹の手を掴んで走っていた 「いらっしゃい、直樹君」 直樹「いやだっぁあああっ!!!!」 直樹の叫び声と鉄格子の音 真っ暗な闇の中、俺は眠りについた End
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