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それから魔女の一族は青年の一族に仕え続けたが、ある魔女の誕生により、その調和は崩される。
それが、魔女edelweiss。
名を持たぬ筈の魔女の一族の中の例外にして規定外。
彼女は、青年の一族を裏切り、恋した男と村から逃げた。
誓いが呪いに変わる瞬間。
魔女edelweissは恋した男と一緒になったが生まれた子供は皆短命で一族が続く事が不思議と言われるようになる。
それこそが、呪い。
子供は、生まれる。家は続くが皆短命。三十までは大抵いきられない。
呪われた魔女の一族。
奇しくも、私、八番目の子供が生まれた時も魔女が青年と誓いを交わした雪のやまない日だったと言う。
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