落ちこぼれと超秀才

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魔法。 読者の皆さんの世界では魔法というのは架空のものである。 しかし、この世界では魔法というのは日常において使われている。 ただ、全員が全員この魔法を使えるわけではない。 「ほら健太。早く学校行かないと遅れるでしょ!」 「ちぇっ!お母さんも姉ちゃんもいいよな~。魔法の才能があってさ。」 舌打ちをして、玄関で靴を履いている少年はそう言った。 「もう…。またそんな愚痴…。まぁわからなくもないけど…。」 「じゃあ学校まで送ってよ!箒でさ!」
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