落ちこぼれと超秀才

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「よっしゃ!時間割りもOK!」 着替え終わった俺は軽く髪をセットして部屋を出た。 部屋の外には例の如く鈴歌がソファーでくつろいでいた。 「行くぞ鈴歌!遅刻しちまう。」 「何よ!私が起こさなかったら遅刻どころか欠席で留年になってたくせに!」 「うっ………。」 それを言われると何も言い返せない。 「と、とりあえず行くぞ~…。」 「あっ!話逸らさないでよ!」 これが学園一の落ちこぼれ紅月星夜17歳の毎日の日課である。
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