魔法学園物語～碧目の伝説～

学園生活

「そんなに見つめて～。やっぱり大好きなんだね紅月君のこと。」

「はっ！？」

思わず大声をあげてしまい、みんなの注目を浴びる。

鈴歌は恥ずかしそうに顔を赤面させて、みんなから目線を逸らした。

(な、なに言ってんのよ司！！そ、そんなわけないでしょ！！私はただ、あのバカまだあそこにいるな～って思ってただけで…！)

(ふ～ん。その割りには虚ろな目でずーっと紅月君のこと見つめてたけど～？)