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初めは王も王妃もいい顔はしませんでした。
何故、海で溺れていたのか?そして、みすぼらしい格好。
さらには口がきけないらしく、文字もかけません。
しかし、3番目の王子、エバンがかなり彼女の事を気に入ってしまったので、仕方なく、お城に迎え入れることにしました。
エバンは早速、侍女たちに、彼女を着飾るように命じました。
そして、彼女に『クリスティーナ』という名前をつけ、『是非、彼女と結婚がしたい』とまで言い出しました。
それには王と王妃も含め、兄弟や家来たちも驚きました。
しかし、着替えたクリスティーナを見て、また驚きます。
服装が変わっただけで、こんなに美しくなるものなのか。
クリスティーナは5人の姫と並んでも負けないぐらい気品がありました。
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