奇跡を信じて

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「姉ちゃんって…どういうことだよ?」 「克也様は紅葉お嬢様の従姉でございます」 「従姉!?」 「克也君って…不二宮先輩の従姉だったの…」 「じゃあ…アイツが言ってた…飛雲石が一族の家宝ってことは…」 「飛雲石は不二宮家の家宝でもあるってこと………」 理英が平然とそのことを口にする 「あの飛雲石って……メチャメチャ高価なものなんじゃねぇか?」 「……何を今更、当然だ…飛雲石は時価にして数兆円の代物だぞ」 す、数兆円… 「はぁ、数兆円!?」 飛雲石のとてつもない価値を今更のように知り、固まる章人たち 「お兄ちゃん、お姉ちゃん達、本当にありがとう」 「私からも…お礼を言うわ」 紅葉と克也、日本の超大金持ち二人が頭を下げる
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