第零章

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 はじめに神は天と地とを想像された。  地は形なく、むなしく、闇が淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてを覆(おお)っていた。  神は「光あれ」と言われた。すると光があった。  神はその光を見て、良しとされた。神はその光と闇とを分けられた。  神は光を昼と名付け、闇を夜と名付けられた。夕となり、また朝となった。第一日である。 《第一章 一‐五章》
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