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泣き止んだエウレカはそっとはなれていった
｢あ！！そうだ｣
俺はポケットの中を探る
あの時拾ったコンパク・ドライヴを見せる
｢これは…コンパク・ドライヴ？｣
エウレカもこの形を見るのは初めてなのかまじまじと眺めそっと触ろうと手をのばすが手前で止めゆっくりと手を胸へと戻した
｢？…エウレカ？｣
｢わからない、けどなんだかいやな感じがしたの｣
コンパク・ドライヴを顔の前まで持ってきて回しながら見るが特に変わったところはなかった
｢わかった、これは俺が持っておくよ
もう遅いし寝よう｣
｢うん｣
コンパク・ドライヴを元あったポケットに戻し階段を上がり眠りについた
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