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「はぁ…はぁ……」
目の前に広がるのは見慣れた天井だった
ゆっくりと体を起こす
隣を見るとレントンはまだ夢の中だった
夢だっとわかった安堵感から体をベッドに預ける
ベッドはきしませながらもエウレカを受け止める
「…エウレカ?」
今ので起きてしまったレントンは目をこすりながら体をエウレカの方に向ける
エウレカはレントンを抱き寄せた
レントンの暖かさを感じるため
レントンが生きていると感じるため
「エウレカ?」
「少しだけ…少しだけこうさせて」
レントンもエウレカの背中に手を回ししばらく抱きしめていた
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