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まだ星が輝きを残すなかいくあてもなく歩く
あのあともう一度寝てもよかったがあの夢を見るのは気が引けた
ともあれ今は散歩中
とりあえず進む
しばらく歩くと前から突風を吹き荒れた
反射的に手を前にだす
突風は一瞬で止み辺りには静けさが戻った
レントンはふと横を見ると傾き色あせた看板を目に入った
ここは元工場でありエウレカと出会った場所
懐かしく思い扉に手をかける
扉は錆び付いていたがなんとか開いた
中はあの時崩れた木材や鉄筋が無造作に散らばっていた
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