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俺は目をつむりあの時の情景を思い浮かべる
あの時はじっちゃんと大喧嘩して外に出たとき君がいた
ニルヴァーシュに乗った君はいきなりカットバックドロップターンをきめたかと思うと俺の家に突っ込んできた
砂埃たちこめるなか君はコックピットから出てきた
月の光に反射して見えた君の顔はとても綺麗だった
そんな君の美しさに見とれているといきなり「この子直してあげて」
今思えば君はクールでマイペースだった
こうして最古のLFΟニルヴァーシュを直している時に軍の襲撃にあい、そして俺が世界を知るきっかけとなるセブン・スウェル現象がおきる
俺は世界を、父さんを知るためベルフォレストを旅立った
今思えば安直な考えだったけど、だからこそ今の俺がいるし君がいる
つむっていた目を開けると太陽が山の間から見え隠れしていた
もうみんなが起きてる時間だ
家に戻ろうとかかとを返したとき木材のしたに太陽に反射し光っている何かが見えた
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