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工場に入るとじっちゃんがすでに仕事を始めているのかトンカチで何か金属製の物を叩いている音が響いている
「こらっレントン仕事をせんか!!」
どこからともなく飛んできたペンチが俺の後頭部に直撃する
あまりの痛さに声が出ずその場にうずくまる
「大丈夫?」
顔を上げると俺の顔を覗き込むように見るエウレカがいた
「大丈夫、大丈夫」
「そう、ほら朝ご飯のサンドイッチ
早く食べて」
エウレカの手には七切れのサンドイッチがのった皿とペットボトルに入ったお茶を持っていた
俺はそれを受け取るとエウレカは工場を後にした
俺は朝食を食べ仕事にとりかかった
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