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人体錬成を発動させたヨウスケは真っ白い空間にいた。
そこはどこが壁かもわからないくらい広く、眩しいくらいに白かった。
ヨウスケの目の前には白とは真逆の真っ黒な扉があった。
ヨウスケ「ここはどこちょ・・・ヨシマサ!どこにいるっちゃ!」
ヨウスケはヨシマサを大声で読んでも返ってくる返事はなく、山びこすらも返って来なかった。
ヨウスケ「ふむ。ん?この扉はなんじゃらほいやっさ!」
...「真理の扉だよ」
ヨウスケ「真理の・・・とびぃぃら?」
...「・・・・まぁ中に入れ」
ヨウスケ「どうやって?」
...「錬金術を発動させれば入ることが出来るだろ」
ヨウスケ「わかった」
ヨウスケはそういうとワカチコをし、錬金術を発動させた。
パン!
ヨウスケ「っ!ぐぁぁぁぁてまら!やめろ!頭が・・・頭が割れる・・・!」
扉を開けた瞬間、ヨウスケの頭の中に恐ろしいの錬金術の情報が一気に入ってきた。
それは錬金術が始まったときからの歴史、錬金術の原理など、数え切れない量だった。その中の一つに人体錬成を始めた瞬間の映像が情報としてあった。
ヨウスケ「ぐっ!思い出した・・。発動したときにリバウンドでヨシマサは体全てを、俺っちは・・・グァァァ!」
ヨウスケの左足が無くなっていた。
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