合成獣

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ヨウスケはシンノの姿の変わる様をドン引きの目でみていた。 シンノの体は、背中からハエの羽が生え、目は赤く大きく、尻からは針見たいなものが生えていた。 ヨウスケ「げっ・・・。なにこいつ・・・。ハエだがや?」 ヨシマサ「実はカクカクシコシコで・・」 ヨウスケ「可哀想に・・・」 ブンブーン ヨウスケ「なんとかしてやりたいがのぉ・・・」 ブンブンブーン ヨウスケ「うっとしいわ!」 シンノ「すまない・・。しかしだな、こう・・・本能的にしてしまうのだよ」 シンノは口でブンブンいいながら、ヨウスケの周りを回っていた。 ヨシマサ「兄さん、今日ババ踏みまくったからね。アベヤス・タッカーもなんでギンバエなんかと・・・」 シンノ「全くだ。ブンブーンブンブンブンブーン」 ヨウスケ「本当にうっとしいわ!しねぇい!」 パンパン! ヨウスケ「なんで俺の錬金術はしょぼいんだ。殴った方が強いな。おりゃ」 ドフ バタンキューといいながらシンノは倒れた。 ヨウスケ「明日の朝アベヤス・タッカーを探しに行くか」 ヨシマサ「そうだね。うっとしいし。」 二人は明日の予定を決めると、シンノに掘られないようシンノを縛り床についた。
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