182人が本棚に入れています
本棚に追加
痛いのも一瞬。
赤い液体が顔にかかる。
それは生暖かくて。
身体は重くなって、石になった気分…。
柳生…?
……のぅ…柳生……
なんで…お前さんが…そんな…危険なもの…
………そぅか…
俺がいけないんか……
神様からの罰…。
それでも柳生からならいい。
柳生が泣いてくれている…
それは…
俺を殺したから…?
それとも…
俺が…―――
もう何も考えられなくなった。
最後に…
一言だけ柳生に届けばいいのぅ…
最初のコメントを投稿しよう!