幸せな記憶

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遺体を1日置かせて貰って葬式などが淡々と進んだ。 小学校の皆がきてくれて慰めてくれて前向きにならないと、って思ってた。 全てが終わった時、親戚一同集まってあたしをどうするか話してた。 母親の彼氏は"養子にする"の一点張りだったけど親戚一同が全員反対した。 でも、あたしはたらい回し "うちの所は引き取れん" "脚が悪いから…" 小さい頃だったし、あたしはどうなるんやろ?位にしか思ってなかった。 あたしは養子になりたい。 としか言わなかった。
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