30人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
僕はどうやら人間の住む部屋に連れてこられたみたいだ。
ここで殺されるのか…頼むから痛くしないでね!
そんな僕の気持ちなんて知らずに、なんだかドタバタする人間。
「おい、さっき買ってきたゲージ持ってきてよ」
「うん。それより早くミルク ミルク」
「そっか!お腹減ってるだろからね」
人間の雌が僕を連れてく
「ほら~ミルクだよ~♪」
なんだろう?いい匂い♪殺す前にご馳走してくれるのかな?
「いっぱい飲めよ♪」
ヤバい…怖いけどもうダメ、我慢できませ~ん!
目の前のミルクに僕は今の立場も忘れてむしゃぶりついた。
美味し~い♪
「可愛い~♪いっぱい飲んでる♪」
「いいかレビ。これから俺がご主人様だ!おとなしく暮らせよ」
「なに威張ってるのよ、いぢめたらダメだかんね」
「はいはい」
どうせ死ぬんだ!思い切り飲みまくってやる
お腹いっぱいになった僕は眠くなってきた。いっそ寝てる時に殺してほしい。
最初のコメントを投稿しよう!